社宅管理をするうえで頭を悩ませる防犯問題!必要なセキュリティとは
社宅管理をしていると「防犯はどこまで気にしたらいいのだろう」「どんなセキュリティ設備が社員にとっていいの?」と悩みますよね。今回は社宅の防犯対策の必要性と欠かせないセキュリティ設備についてご紹介します。社員の安全を守る大切な社宅管理の業務を、効率よくすすめることにぜひお役立てください。
社宅における防犯対策の必要性
社宅における防犯対策はとても重要です。防犯対策をきちんとした社宅を用意できると、福利厚生のきちんとした会社だとイメージアップでき、優良な人材を確保することにもつながります。
また社員は転勤や新入社員として入社し社宅に引っ越すとき、新しい生活に不安を覚えるものです。社宅に防犯対策がきちんとされていると、その不安な気持ちが和らぎ安心につながります。
社員が安心して暮らせる社宅づくりによって社員のモチベーションもあがるでしょう。そのためにもトラブルは未然に防ぐことが大切です。社員のためにすることが将来的に会社の発展につながっていきます。
欠かせないセキュリティ設備とは
社宅に欠かせないセキュリティ設備を5つご紹介します。
■共用エントランスのオートロック
共用エントランス部分のオートロック(自動的に施錠される機能)は必ずついていてほしい基本的な設備です。建物内に不審者が入るのを防げます。住人が入る時は鍵であける、または暗証番号を入力する、カードを通したりかざしたりする、最近ではスマートフォンを使うなどさまざまな方式があります。
■防犯カメラ
エレベーターや廊下などの共用部分に防犯カメラがあることも大きな安心材料のひとつです。とくにエレベーターは人の目が届きにくいので、カメラがあるとないとでは心理的に大きな違いがあります。犯罪抑止効果はもちろん、何かトラブルがあったとき証拠映像としても役立ちます。
■テレビモニター付きインターホン
共用エントランスとそれぞれの住戸どちらにも、訪問者を映像で確認できるテレビモニター付きインターホンがあるとよいでしょう。知らない人が来たときも玄関先に出ることなく屋内で対応が完結できるので安心です。
■防犯性の高い窓
防犯性の高い窓はこじ開けるのに時間がかかり、窓から侵入する空き巣被害などを最小限で食い止められます。複層ガラスを採用したり、防犯フィルムや補助錠などを組み合わせたりします。ワンドアツーロックといって、1つのドアに2つ以上の鍵がついていると安心です。
■浴室乾燥機能
浴室乾燥機能は一見防犯と関係ないように思いますが、洗濯物を浴室乾燥で乾かせば外に干さなくて済むので防犯につながります。洗濯物で家族構成や生活を推測されずに済むからです。夜まで外に干しっぱなしにしていると留守だと気づかれることもあるので、とくに女性社員には安心の設備です。
あればさらに安心できるセキュリティ設備
さらに防犯性を高め、社員が安心して暮らせるセキュリティ設備を2つご紹介します。さまざまなセキュリティ設備を組み合わせるとともに、社員の防犯意識を高める啓発もしていきましょう。
■ディンプルキー
普通の鍵はギザギザとしていますがディンプルキーはくぼみがあるタイプで、ピッキングに強いメリットがあります。
■宅配ボックス
宅配ボックスがあれば、仕事の終わった夜に宅配業者と顔をあわせることなく荷物を受け取れるので安心です。
社宅における防犯対策の必要性とセキュリティ設備について紹介しました。社宅の防犯対策は社員の安全を守るだけでなく、社員のモチベーションアップにもつながります。会社にとっても福利厚生のきちんとした会社だとアピールでき、優良な人材を確保できるため将来的によい影響があるでしょう。社宅管理は大変ですが、会社にとってとても重要な仕事です。防犯対策とセキュリティ設備で安心の社宅を目指しましょう。